[ハムスター]お散歩がてらにストレス解消!安全に遊ばせるには?
夜行性で夜中は滑車を回しまくるけなげなハムスター。
ハムスターは動き回ることが生きがいといっても過言ではなく、本能的に走り回る動物です。
今回はそんなハムスターが運動不足にならないために、安全な散歩が出来る方法をご紹介します。
散歩のメリット
ハムスターが散歩をすることでどんなメリットがあるか書いていきます。
運動不足の解消
ハムスターは種類にもよりますが、総じて一日辺り5~10kmは走る必要があるといわれています。
それゆえに狭いケージの中では運動不足になり、肥満になってしまうこともあります。
ケージの外では狭さから解放されて散歩できるので、特に肥満気味のハムスターには走りまわらせて上げましょう。
ストレス発散
ハムスターを含む小動物はじっとしているとストレスがたまりがちで、健康にもよくないといわれています。
狭いケージの中で同じ場所を行ったりきたりするだけでは苦痛にしかならないので、たまには開放的な空間で自由気ままに行きたいところへ行かせてあげましょう。
散歩の場所
散歩させる場所を室内と屋外に分けて書いていきます。
室内での散歩
室内で散歩させる場合はこちらをご覧ください。
散歩させる空間は一部屋分
散歩させる空間は一部屋あれば十分です。あまりに広すぎると管理も大変ですし、ハムスターも位置関係を把握できず返って疲れてしまいます。
6畳くらいの部屋の広さにし、一通り散策できるほどが目安です。
また、本や小物入れなどが置いてあるとふとした拍子に落ちてハムスターが怪我をする可能性もあるので危ないものは予め別の部屋に移しておきましょう。
床はフローリングがおすすめ
曖昧さ防止のため、フローリングとは木材を使った床としておきます。
絨毯や畳の上を歩かせると爪が引っかかり怪我をする恐れがあり、糞や尿などで汚されると洗濯も大変になります。
その点ツヤがあり、水をはじく塗装がしてあるフローリングであれば怪我の心配もなく、汚れもすぐにふき取れるので床を基準に部屋を選んでも良いでしょう。
コードの類は片付ける
ハムスターは他のげっ歯類同様、何でもかんでも齧る癖があります。
通電しているコードも容赦なく齧るため、ハムスターが感電する可能性や、最悪の場合家が火事になる可能性もあります。
可能な限りコードは隠しておき、どうしても抜けない理由がある場合は壁に這わせたりカバーで覆うなどの工夫をしましょう。
屋外での散歩
始めに言ってしまうと、屋外での散歩はあまりオススメしません。その理由は以下の通りです。
外敵による危険
ハムスターを含める小動物は自然界の食物連鎖では下位に位置し、外敵がかなりいることになります。
具体例を挙げると野良猫、カラス、蛇など私達の生活圏内にもかなり多いことが分かります。
しっかりと見守っていたつもりでもちょっと目を放した隙に・・・なんてこともあるので、かなり危険であることは間違いありません。
事故による危険
ハムスターは好奇心旺盛な生き物で、知らない世界に飛び込むとあちこち走り回ります。
結果として飼い主の足元を走り回り踏んづけてしまったり、排水溝や川に落ちてしまったりと言った事故がつき物です。
雑菌による危険
室内で常に飼い主の掃除が行き届いているケージ内とは違い、外は雑菌だらけです。
雑菌に感染してハムスターが病気になることも考えられますし、ハムスターが菌を持つことで飼い主も間接的に悪い病気をもらう可能性もあります。
それでも散歩させたい方は
あまりオススメしませんが、それでも散歩させたい方は常に目を離さず、予め散歩予定のコースを下見して安全を確保してから散歩させて上げましょう。
家に帰宅した後は砂浴びで体についた雑菌や汚れを落とすことも忘れずに。
安全な散歩のさせ方
室内で散歩させる場合も、屋外で散歩させる場合も意外と危険は潜んでいます。
安全かつハムスターにストレスなく散歩させる方法をご紹介します。
高低差に注意
ハムスターは高いところに上る習性があり、カーテンや干してある衣類、網戸や木の枝などを伝って登ることが多々あります。
しかし登るのは得意でも降りるのは苦手な固体が多く、高所でガタガタ震えたり恐怖から飛び降りてしまう子もいます。
我が家のチョロはルックルックフォーチュンの2階にいけても下に降りられない事が多々ありましたw
ハムスターは元々砂漠などの平野に暮らしており、高いところからの落下に耐えられる体ではないので落ちることで骨折や内臓の損傷など、致命的な怪我をしてしまうことがあります。
高いところに登っているのを見かけたらすぐに降ろし、登れる物を遠避けるようにしましょう。
隙間は塞ぐ
ハムスターは臆病故に狭い所に入りたがります。
室内であれば家具の隙間、屋外であればパイプの中などすぐに入ってしまうので予め塞げるものは塞いで、物理的に塞げないものは近寄らせないようにしましょう。
入ったら最後、数時間立て篭もる事もありますw
散歩は夜がおすすめ
ハムスターは夜行性のため、周りが暗くなり始めた頃から活発に活動し始めます。
まぶしい光はハムスターの負担にもなるので、散歩させるなら夜で可能なら明かりも薄暗い環境にしてあげましょう。
時間は30分ほど
ハムスターの運動量は5kmを軽く超えるので30分では物足りなく感じます。
しかし広い空間に完全に慣れてしまうと今度はケージ内に戻りたくなくなり、ケージ内でのストレスの溜まり方が普段以上に膨れ上がってしまうので30分を目処にケージに戻して上げましょう。
散歩中は見守るだけ
散歩の途中は高いところに登ったときや危ないものを齧ったとき意外は見守るだけにしてあげましょう。
行きたいところにいこうとしても飼い主の都合で戻されてしまうとストレスになります。
安全に散歩させるためのグッズ
ハムスターが散歩する際にあると便利だったり安心できたりするグッズを紹介します。
ランナーボール
ランナーボールは室内で安全に散歩させるためのグッズになります。
ポケモンのモンスターボールのように真ん中で二つに分けることが出来、中にハムスターを入れることで走らせると言った使い方をします。
メリットとしてはハムスター全体がボールに収まっているので、物が落ちたり何かにぶつかってもハムスターが怪我をしない点と、走りながら糞をしてもボールの中に残るため汚れづらいといった点です。
リード
リードは屋外で散歩させたい場合に使用します。
犬の散歩同様の使い方をし、危ない場所に行きそうなときは軽く引いて引き戻してあげましょう。
滑車
怪我をさせたくないという思いからケージの外へ出したくないという方は最低限滑車は用意しておきましょう。
最近の滑車は音が鳴らず、夜中に回しても気にならないのでケージ内に置いていない場合は最低限導入しましょう。
まとめ
今回は安全にハムスターを散歩させる方法や、グッズを紹介しました。
ストレスは溜めないに越したことは無いので、出来るときには散歩でストレスを発散させて上げましょう!
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