[ブルーベリー]花や葉が枯れそうなときの対策!相性のいい土や植替え方など

2019年2月7日

ブルーベリーは育成が比較的容易と言われており、初心者にも人気がある植物です。

しかしそんなブルーベリーでも環境が合わないと図のように途端に元気がなくなり枯れてしまいます。

元気がなくなりはじめたら植替えなどの対応をする必要があるので、今回はその対策を書いていきます。

相性のいい土に植え替える

ブルーベリーは酸性の土壌を好みます。また、水はけが良い環境も必要なので、これらの条件を考慮する必要があります。

酸性の土壌にオススメなのはピートモスです。ピートモスは苔を主な原料とした植物を乾燥させた土で強い酸性を示します。

また、ピートモスだけでは通気性や排水性が悪く、根が傷みやすいので鹿沼土も混ぜ合わせましょう

鹿沼土はピートモス同様酸性を示し、土の色で土壌が湿っているか乾燥しているかもわかるので水の管理がとても楽になります。

また、根腐れ病を防ぐため、通気性を更に挙げたい場合はバーミキュライトも混ぜましょう。

家で使っている土の割合はピートモス:鹿沼土:バーミキュライトが2:1:1になるように混ぜ合わせています。

根の状態を確認する

ブルーベリーが枯れたりしなびたりしている場合は大抵根に問題がおきています。

根を見るのは木が休んでいる秋~冬の時期に行うのがベストですが、木の体調が良くないときは放っておいても枯れてしまうので、出来るだけ早く根をキズつけないように株を抜いて観察しましょう。

今回の場合は水の循環が悪く根腐れを起こしており、根は黒く変色していました。

このような場合は腐った根は復活が見込めないので、白い根が見えるまで腐った部分を除去しましょう。

この際、元気な白い根まで傷つけないように注意しましょう。

スコップの腹などで軽く叩きながら土を落としていくと一緒に腐った根も落ちるので参考にしてみてください。

今回はただの根腐れでしたが、場合によってはコガネムシの幼虫などが根を食い荒らしているときがあります。

根を食害された場合は椿油粕を使いましょう。

椿油粕はサポニンという成分が含まれており、この成分がコガネムシの幼虫に効果があると言われています。

また、椿油粕はブルーベリーにとって肥料にもなるので一石二鳥です。

根は乾燥に弱いので、根を抜いたら植えなおすまでに出来るだけ早く処理を終えるようにしましょう。

枯れかけの花や葉は摘み取る

萎びてしまった葉や茶色く枯れてしまった花は摘み取ってしまいましょう。

実が結実していて萎びている場合は水やりによって回復する見込みがありますが、葉や花は回復の可能性は少なく、無駄に養分を消費してしまったり、末端から枯れていったりと言ったリスクがあります。

花は一つ一つ摘み取りづらいので剪定バサミで先端付近を切り取りましょう。

まとめ

今回はブルーベリーの木が枯れそうなときにするべき対処法をまとめました。

ブルーベリーは一度調子を崩すと中々治らないため、早期の対処が必要となります。見つけ次第対処し、元気なブルーベリーを育てましょう!